アウトサイダー日記8

April.04.2012

二月、アウトサイダーの大会を観に行った。
ディファ有明。

日曜日の夕方。
その平和的ニュアンスとはまるで違う世界観。

黒いジャージにゴールドのライン。
遠慮のないアニマル柄。
筆記体の英文字にキラキラしたラインストーン。
悪いよ悪い。
選手も客も全員悪い(悪そう)。
まさにアウトサイダー。

会場に入るのに、警備員から金属探知機でナイフを持っていないかどうかのチェックを受ける。

なんだこの緊張感。

しかも入ってそうそう20センチぐらいの距離で睨まれる。
顔面をグッと近づけられて。
慌てて視線そらして気づかないフリ。
長かった。
この時が永遠に続くかもしれないと思ったよ。
とにかく気づかないフリ。
つーか、なんだったんだ。

会場ついて席に向かったら、やっぱり平気で知らない人(ライクアヤクザ)座っちゃってるし。

テーマパークとしては満点の出来。

やっぱり乱闘もあって(2回)前田日明が怒鳴って止めるくだりも見れたし。クジラ見れたね、みたいな感じだよ。

で、『浜のユウジ』こと高垣勇二、登場。
会場から歓声が上がる。
さすがミスターアウトサイダー。
人気ある。

それまで知らない選手のマイクアピールに『なげぇよ!』『お前誰だよ!』『終われ!帰れ!』とクールに野次っていたギャルも声援を送っている。

『渋谷の百軒店のヘルスで15000円ってとこですかね』

なんて思ってたら試合開始!
さすが不良。
イケイケなスタイル。
振り回す振り回す。
ノンストップで振り回す。

こえーな。
こりゃ。

こんなのとやんのか俺は。
保険入り直さないとな、とか思ってたら、負けた。

負けた途端、勝てる気がしてきた。
これ、よくあるよ。

ボブサップが負けたとこ見たら、自分でも勝てる気がしてきちゃう、謎の自信が大量発生してる。

ただ、すぐ思い直す。
そんなわけないんだ。
怖い。
あのリングに上がるのは怖い。

まだまだ俺は出来るとタカをくくっていたロマンチストの俺だけど、この日からロマンチックは急ブレーキ。
ため息だけが止まらない。

逃げたい!

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