アウトサイダー日記14

May.01.2012

腹痛い。
いろいろなプレッシャーやらストレスやらで胃潰瘍気味。
減量中にも関わらず、胃にモノが無くなると腹が痛くなる。
辛いな。

あと二週間足らず。
まだ2㎏オーバー。

不安は残るが射程圏内、なはず。

絞り出すションベンを見ながら『あぁ、これで200gぐらい減ったかな、、、』とか思うの嫌だな。
余裕もってやりたい。

練習での疲れが溜まっているのか、単純にセンスが無いのか。
ここにきて、納得出来ない動きの時も多々ある。

しかし、それにしてもパンチが見えないんだよなぁ。
一発喰らうと目で追っちゃって動きが止まってしまう。
打撃だけが拠り所なのに、ここに自信持てないのはなかなか辛い。
オープンフィンガーグローブ、超痛いし。
ガツンと当たるとじわっと涙が出て来て、ジンっと熱くなる。
昔から鼻が弱くて、当たるとすぐに鼻血が出てしまう。だから練習中もすぐに出る。
きっと本番でも出るんだろう。
鼻で息が出来ないと苦しいんだよなー。
そうなるとスタミナ無くなっちゃうんだよな。
悪いスパイラルが頭を巡る。

寝技の対処にしても、
練習では出来て当たり前。
相手も手加減してくれてるから。

これが本番の全力の相手だった場合、こんな型通り、対処出来るのだろうか。

不安だ。

あと、寝技から逃げて立つのって、思った以上にスタミナ使うんだよな。立ち上がって、すぐにスタンドで攻撃するって、普通じゃ出来ないよ。

まぁ、いろいろあるけど、今は不安だらけ。
きっとそんな時期なんだろう。
きっとそう。

アウトサイダー日記13

April.24.2012

僕の先生。
宮川選手の教えが、メチャクチャ俺に合ってるな。
合ってるというか合わせてくれてるというか。

理由を説明してから技術を教えてくれるから、屁理屈野郎の俺も納得出来る。

何でこんな動きをするのか?

一つ一つに理由がある。
その理由が明解。

行くたびに新しい技術を教えてくれる。
それを吸収するのが大変。
反復して反芻して反応して。

試合に出せるようになるにはもっと染み込ませなきゃダメだろうな。

試合。
怖いなぁ。
ガッチガチだよな。
リキんで焦って振り回して。
勝手に息上がっちゃうパターンだな。

落ち着かないとな。
ま、そのへんのことをリアルにイメージするのはもう少し先か。
今はまだリアルに練習。

アウトサイダー日記12

April.17.2012

この企画がスタートした時の体重が71キロぐらいだった。
高垣君との対戦は60キロ契約だから11キロ減量しなければならない。

これがなかなか過酷なロード。
辛い辛い。

2キロ落ちて停滞して
1キロ落ちて停滞して
停滞して停滞して停滞して
ようやく1キロ落ちて

落ちればいいけど
落ちない時間は地獄

思ったように減量が進まず、何度も何度も心折れそうになる。

辛い。

減量中
ついつい練習終わり、ランニング終わりの体重を測ってしまう。

これ、良くないんだって。

やっぱり少しでも少ない体重を見たいから練習終わりで測りがちだけど、そうすると練習中の水分抑えたりしてしまう。
そうなると当然代謝が悪くなる。
つまり体重が落ちにくくなる。

まぁ、そりゃそーだな。

しかも、練習終わりで少ない数値出して油断してると平気で2キロぐらい増えて、怖くなるんだよなぁ。

朝、昼は普通に食べて夜を抑える。
ということをやっていたけど、65キロを過ぎたあたりから落ちなくなってきた。
なので昼食のカロリーも気をつけながら。

サブウェイは減量の良い味方だ。
どれも300キロカロリー前後だし。
それでそれなりのボリュームもあるし。

つーか、
そんなことどうでも良くなってきた。
減量のこと書いてるだけで腹減ってきた。

あと一ヶ月で4キロ。

いけるのか?

アウトサイダーの規定だと、
体重がオーバーしてた時点で試合無くなっちゃうみたいだから。
いけなきゃダメなんだよな。

あー
腹減った。




アウトサイダー日記11

April.16.2012

今回、番組の企画として(あと、大人の暇つぶし)でアウトサイダーに出場することになったけど、みんな優しいな。

いろいろしてくれる。
夢みたいな瞬間がいくつもある。
のちのちたっぷり自慢させてもらうけど、とにかくありがたい。

そういう飴があるから頑張れる。
これ無かったら地獄。

最近は、ジャージとかウィンドブレーカーとか、練習関連のアイテムのカタログばかり見てる。
水入れるスクイズボトルとか。
練習用のオープンフィンガーグローブとか。
マウスピースとか。

貰ったウィニング×100Aのコラボヘッドギアとか8ozグローブ。
これ、やっぱり格好いい。
黒と白のいいツートン。
練習もテンション上がる。

余談だけど、格闘技のバトルショーツとか作ってるブランドって、テイストがワル過ぎると思うんだよな。
生き物で言うと蜘蛛っつーか。
素材で言うと金網。
柄で言うとトライバル。
そんな雰囲気のデザインばっかりなんだよな。

もっとシャレたの作ればいいのに。
だから俺は100Aが好きなんだよなぁ。
ワルを主張してないから。

アウトサイダー目指しといて言うのもなんだけど、ワルだけが格闘技やる時代じゃないと思うんだよ。

まぁ、もっともっと格闘技が盛り上がって、各社スポーツメーカーからバトルショーツが出れば幸せなんだけど。

もっと選択肢が増えてもいいと思う。

でも楽しいのはこれぐらい。
いよいよ試合まで一月ぐらいと迫ってきて、怖くなってきた。

あーー
もっと飴が欲しい!

アウトサイダー日記10

April.13.2012

名前、出しても大丈夫そうなので書きますが。

キックのHAYATOGYMに行きつつも、アウトサイダーは総合格闘技の試合。
つまりキックやパンチだけではなく、投げや寝技もある試合。

さすがにキックだけでは不安で、佐藤大輔氏(煽り屋さん)に「どこか練習を見てくれるジムを紹介してください」とお願いしたところ、「分かった分かった」と言いつつしばらく音沙汰なし。
例の、少し時間が経つと飽きてるパターンだな。。。と思ってたら
ある日突然「明日、赤坂に8時な!」と告げられて、行ってみたら「ALLIANCE-SQUARE」というとこだった。

これひょっとして・・・
TKシザースでお馴染み、世界のTKこと高阪剛さんのジムでした。

僕が格闘技を始めたきっかけはWOWWOWでリングスを観てからだったので、リングス出身の高阪さんとお会い出来るのは夢のよう。
で、お会いした第一印象は「スタイル、いいな!」だった。
いや、スタイル、いいんすよ。
めちゃくちゃ。
もちろんガッチリしてるんだけど、バランスがいいっつーか。
そんな話はどーでもいいんだけど。

で、事情を説明して「よろしくお願いします!」とお願いしたら
「なるほど。まぁ、勝つだけなら簡単すもんね。うーん・・・そっかぁ・・・」だって。
え?勝つだけって簡単なの?
その簡単なやつ、教えて欲しいんすけど!

と、思って「あの~・・・その簡単なやつ、教えてもらえませんか?」とお願いしたら「それじゃつまんないじゃん!」と一喝されて本当に教えてくれなかった。
なんなんだよ!
教えてくれよ!!

で、「ヒロっつーのがいるから、そいつに任せますよ。ただ、試合があるから4月まで待ってもらえますか?」とのこと。
それまで若い先生に、寝技の基礎・・・というか、寝技になったらいかに逃げるか?を教えてもらった。

エビとか逆エビとか。
バービーとか。
初めてやるやつばっか。

これがまぁ疲れるんだよ。
今までしたことない動きの連続。
で、相手がいると常に腕に力入ってて、パンパンになる。


準備運動で、でんぐり返しとかするんだけど、最近したことある?
3回続けてやるとフラフラになるぐらい目回る。
側転とか倒立前転とか。久しぶりにやってフラフラに。

で、4月に入って例のヒロさんにお会いしました。
ヒロさんこと、宮川博孝選手。
165センチ60キロで数字的には僕と変わらないですが、フォルムがまったく違う。
当たり前だけど。
弾丸みたいな固さとエッジがある感じ。

まずこれまでの経緯を説明して、動きを見てもらって。

このヒロさん。いい!

とにかくポジティブ!
アッパーなアドバイスをくれるので気分がいい!

「苦手なことやっても仕方ないですから、得意なことを伸ばして勝ちましょう」というアドバイス。
言ってるとホントにそうなっちゃう、言霊っつーのがあるけど、
「勝てる!勝てる!」と言われてたら勝てる気がしてくる。

全てを任せておけば絶対に勝てると思わせる安心感の塊のような人で心強い!
んで、このヒロ先生の心強いポイントがもう1つ。

普通にアウトサイダー出てるようなワルよりもワルい(ワルかった?)っつーところ。
これ、かなり重要。
詳しく書けないけど、自慢せずにこぼれ出てくるエピソードが、まぁ悪い。
自慢してないところが本物のワル!生粋のワル!
頼もしい!

もう一人。
一緒に練習見てくれている金枝選手。
この選手も、まぁガラ悪い。でも超優しい!

正直、環境的には最高の環境が整ったと思う。
これ以上恵まれた環境は無いと断言できる。

時間はないけど、ここまで来たらあとは必死でやるだけ。
んで、勝つだけ。

ずっとただ怖いだけだったけど、少し楽しくなってきた。

アウトサイダー日記9

April.12.2012

練習に行く時間がなかなか無い。
空いてる時間は全部練習行きたいけど。

で、技術云々の前にスタミナが異常に無いんだよなぁ。
誰の目から見ても無い。
笑っちゃうぐらいっつーか、笑えないぐらい。
面白くないぐらい無い。
スタートからガッコンガッコンノッキングしてるぐらい無い。

これ、マジでどーにかしないと。

スタミナがない試合って、勝負うんぬんの前に、TVショーとして、面白くない。
膝に手つけて、肩で息してお見合いしてる2人見て。
そりゃ誰も喜ばないよ。
せめて殴り合えるだけの体力が必要なんだよなぁ。。。
TVなんだから。
見世物にならないと。

とは思いつつなかなかすぐにつかないのがスタミナ。

練習しても、山本小鉄鬼軍曹に追い込まれてるわけじゃないから適度にサボっちゃう・・・というかサボれちゃうし。
血ヘド吐くまで、血尿出るまで・・・とはなかなかいかない。
そんなこと毎日やってたら勝手にスタミナつくんだろうけど。
ほら、練習の後にも仕事あったりするし。
会議行ったりするし。
お金貰ってるから血ヘド吐いたぐらいで休んでる場合じゃないのよ。

でもどーしたもんかなぁ・・・と思って、例の佐藤大輔氏(煽りVアーティスト)に相談したら「そりゃ、走らなきゃダメよ」「俺が取材した選手、どんな選手もみんな走り込みはしてたよ」「それでスタミナつけるんでしょ!」と「この人、天空に住んでるのかな?」っつーぐらい上から言われちゃったよ。

「オメェ、格闘技してねぇだろ!!!」とか「そもそもお前らの悪ふざけで悩んでんだろ!」とかは軽く思いつつも、宇野薫さんのツイッターみたらやっぱり日々走ってるしなぁ。
走るしかないか。
それなら時間関係なく、いつでも出来るし。

つーわけで、練習に行けない日はランニングをすることにした。
ランニングシューズ買ったり、iphoneにランニング用のアプリ(GPSで何分で何キロ走ったか分かるナイキのやつ)落したり、ランニング用のiphoneケース買ったり、イヤフォン買ったり。
この買い物は新鮮で楽しいな。

で、いざ走り始めた初日。
もう眩暈がして死ぬかと思った。
自宅から世田谷公園4周して帰ってきて6キロちょっと。
最後はゾンビみたいになってた。
たどり着くのが精いっぱい。

この日のペースは1キロ6分半ぐらい。
しかも、3日後ぐらいに歩けないぐらいの筋肉痛。
練習で筋肉使ってたはずなのに。
動かしてないところがたくさんあったんだな。
しかし3日後に筋肉痛っていう老化っぷりは自分でも驚く。

ただ異常に辛いんだけど、2回、3回と走っていくうちに、徐々にペースが上がってくる。
アプリでそれが正確に分かるんだけど、これが気持ちいい。

5分半を切るようになったあたりから、練習でも多少スタミナもついてきたように感じる。
なるほど。
やっぱり走るって大事なんだな。

まぁ、最後は、すべてを出し切って走るから、ゾンビのようになるのは今も変わらないけど。
試合まで現時点で1か月。
まだまだ走って見世物になるようにしないとなぁ。
それが「やる!」と宣言した以上、最低限のマナーなんだよ。

まぁ、もちろん勝つけど。

アウトサイダー日記8

April.04.2012

二月、アウトサイダーの大会を観に行った。
ディファ有明。

日曜日の夕方。
その平和的ニュアンスとはまるで違う世界観。

黒いジャージにゴールドのライン。
遠慮のないアニマル柄。
筆記体の英文字にキラキラしたラインストーン。
悪いよ悪い。
選手も客も全員悪い(悪そう)。
まさにアウトサイダー。

会場に入るのに、警備員から金属探知機でナイフを持っていないかどうかのチェックを受ける。

なんだこの緊張感。

しかも入ってそうそう20センチぐらいの距離で睨まれる。
顔面をグッと近づけられて。
慌てて視線そらして気づかないフリ。
長かった。
この時が永遠に続くかもしれないと思ったよ。
とにかく気づかないフリ。
つーか、なんだったんだ。

会場ついて席に向かったら、やっぱり平気で知らない人(ライクアヤクザ)座っちゃってるし。

テーマパークとしては満点の出来。

やっぱり乱闘もあって(2回)前田日明が怒鳴って止めるくだりも見れたし。クジラ見れたね、みたいな感じだよ。

で、『浜のユウジ』こと高垣勇二、登場。
会場から歓声が上がる。
さすがミスターアウトサイダー。
人気ある。

それまで知らない選手のマイクアピールに『なげぇよ!』『お前誰だよ!』『終われ!帰れ!』とクールに野次っていたギャルも声援を送っている。

『渋谷の百軒店のヘルスで15000円ってとこですかね』

なんて思ってたら試合開始!
さすが不良。
イケイケなスタイル。
振り回す振り回す。
ノンストップで振り回す。

こえーな。
こりゃ。

こんなのとやんのか俺は。
保険入り直さないとな、とか思ってたら、負けた。

負けた途端、勝てる気がしてきた。
これ、よくあるよ。

ボブサップが負けたとこ見たら、自分でも勝てる気がしてきちゃう、謎の自信が大量発生してる。

ただ、すぐ思い直す。
そんなわけないんだ。
怖い。
あのリングに上がるのは怖い。

まだまだ俺は出来るとタカをくくっていたロマンチストの俺だけど、この日からロマンチックは急ブレーキ。
ため息だけが止まらない。

逃げたい!